【学生・未経験者向け】IT業界への就職活動について

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学生A
学生A

IT業界への就職に興味があるけど、どんな仕事かわからない

自分に合う仕事かどうかわからないから、不安

学生B
学生B

毎日パソコンを眺めてるイメージなのでしんどそう

女性でもバリバリ働くことができるのか、心配

ぴてき
ぴてき

どのような業界か、学生向けに簡単に説明するので、

興味が出れば是非、IT業界へ飛び込んでください

IT業界は人材不足です!!

昨今(2022現在)のコロナ状況下においても、IT業界は成長を続けていました。理由はいろいろありますが、身近な所で例を出すと、リモート学習などが挙げられます。学校に出ることができなくなった学生が家からでも授業を受けられるよう設備を整えるために、IT業界への需要が高りました。他にも、不要な外出を控えるために、オンラインショップを活用する人たちが増えたため、オンラインショップ設備の増強や、新規参入する企業が増えたことなども挙げられます。

このように経済的に不安定な時期にも関わらず安定して成長を続けることができる業界はそんなに多く無いと思います。以下では学生さんや20代の若手の人たちが就職活動をする上で、IT業界とひとくくりになっている職種においてどのような仕事をすることになるのかを説明するので、参考にしてもらえればと思います。

IT業界とは

まず「IT」という単語ですね。インフォメーション・テクノロジー(Information Technology)、「情報技術」という言葉の略称です。さすがに知ってますよね。

では、「IT業界での仕事とは?」と尋ねられると、パッと最初に思い浮かぶのはコンピュータ(パソコン)を使って、何かをする仕事というイメージでしょうか。正解であり不正解です。今の世の中でコンピュータを使わずに成長している企業はありません。例えばアパレル業では、売上などを管理するためにコンピュータを使いますし、デザインするためにコンピュータを駆使されている方もおられると思います。今の現代社会でコンピュータを触らずに仕事が完結するものは限りなく少なくなっていっているでしょう。

ではIT業界とは、どういった仕事なのか

情報技術サービスを提供する側」とイメージすれば大丈夫です。利用者ではなく、提供者です。IT業界は、一般人や他業界の人に、仕事をするためのソフトウェアの開発や、設備の提供などを行う仕事になります。

そんなIT業界も大きく5つの業界に分かれます。インターネットWEB業界ソフトウェア業界ハードウェア業界インフラ通信業界情報処理サービス業界
ただ、ここでは業界毎の説明は一旦省略します。理由は、どの業界の仕事をやりたいという夢も大事なのですが、実際に入社してみると想像していた仕事と違うかったということが容易にありえるからです。業界よりもどのような職種をやりたいか、明確にすることが大事なポイントになってくると思います。

私の実体験

  1. IT業界に努めたいなぁ。という「ふわっ」としたイメージでIT企業に入社
  2. 研修中にプログラミングが自分に向いてないことを理解
  3. インフラ通信の部門を懇願して配属
  4. 現在は、会社でインフラ通信の仕事(+個人的にWEBデザインをおこなっている)

割と大きな会社に入社し、プログラマー以外の道があったから良かったですが、他の選択肢がもし無かったとしたら今頃どうなってたのでしょうか。(たぶんプログラミングしてますね…)職種の選択肢が多い会社を選ぶのも一つの手ですが、予め、やりたい仕事を決めておくのが最初のモチベーションにも繋がると思います

IT業界の職種

小分けにするとかなり多くの職種があり、イメージが付きにくいと思ったので、イメージの付きやすいように数パターンに分けてみました。

WEB系

WEBデザイナーWEBエンジニアと呼ばれる職種が該当します。良くある仕事としては、オンラインショップや企業ホームページの制作などですね。どうすれば集客率の高いWEBページにできるかなどのデザイン力や、より良いデザインのWEBページにするためのプログラミング言語も覚えていく必要があります。スキルアップするとWEBディレクターとなり、統合的に管理する立場になっていくケースが多いでしょう。

顧客のニーズをしっかり把握しないといけないため、比較的顧客と接する機会が多い業種です。コミュニケーション力、技術力の両方を高めていきたいと思っている人にオススメの業種です。独自のイメージですが、文系の方が多いです。うちの会社では8割が女性で占めています

例)ECサイト(Amazon)の運営、東京オリンピック用の新規サイト設立 など

開発系

プログラマーやアプリ屋さんと呼ばれているかと思います。ソフトウェア・アプリケーション開発などが主な仕事です。プログラミング言語が扱えることが前提(もちろん入社してからの研修期間が基本的にあります)で、コード(プログラミング言語で書いた文章)を書いて何度もデバッグ(エラーチェック)する忍耐力、処理を単純化させて効率よく動かす発想力など、色々な力を求められる職種です。

圧倒的に理系の方が多く集まり、IT業界=プログラマーというような偏見すらあるように思われる職種です。プログラミングはある種パズルのようなもので、書き方を間違えなければ、または工夫すれば、思い描いた動作をしてくれるので、数学が好きな方などに向いてる職種と言えるでしょう。

例)スマホのゲームアプリ開発、windows OSの開発 など

インフラ系

ネットワーク・サーバ エンジニアと呼ばれ、WEBサイトやアプリケーションが動く上で必要な基盤(インフラ)機器の設計・構築・運用・保守などが主な仕事になります。物理的な機器のメンテナンス作業などもあるので、IT業界の中(営業系を除く)では一番社外に出る事が多い職種と思います。

文系・理系が1対1ぐらいのイメージです。企業にもよるかと思いますが、インフラ設備は自社ビルとは別のデータセンターと呼ばれるビルに集約されていることが多く、メンテナンスでそちらへ出向くことなども良くあります。IT業界に興味はあるけど、ずっと座り仕事は…少しは体を動かす環境で仕事をしたい方は候補のひとつとしても良いかと思います。

例)gmailサーバの運用・保守、インターネット接続サービスの提供(ISP事業) など

「もっと知りたいインフラ系のお仕事」 ページは後日掲載予定です。

ハードウェア系

コンピュータの機械自体を開発・製造・販売するメーカーでのお仕事です。大手の企業に市場を独占されている傾向があるので、競争倍率が高いことと、組み込み系エンジニアのような専門的な技術職に割り当てられず、営業職になる可能性が高い業種と言えるでしょう。

また、IT業界で利用するコンピュータ機器(パソコンを除く)は海外製のものが多いです。そのため、外資系企業を選ぶという選択肢もありますが、製造部門は基本的に海外ですので、技術職となる製造担当になることは難しいでしょう。

未経験での採用は基本的に無い職種

セールスエンジニアITコンサルタントなどが該当します。今まで培ってきたノウハウを活かし、新たな顧客や事業を獲得したり、顧客の課題解決に取り組むような仕事です。ノウハウだけではなく、高度なコミュニケーション力、プレゼン力なども求められるので、新入社員で登用する企業は少ないでしょう。

このような業種はキャリアアップと捉えると良いです。WEBデザイナーとして培ったマーケティング能力、インフラ設備設計で培ったセキュリティ対策力などを活かせる職種となります。また、上記で挙げた職種より給料が高いことが多いです。

よくある質問

インターンシップで学生さんとお話しした際に聞かれた質問など

それぞれの分野はどのような人に向いてますか

「IT業界はプログラミングイメージが強く、パソコンとずっとにらめっこしてそうなので、人付き合いが苦手だから選びたい。」「人と会話することが少なそうな業種なので敬遠している。」などの声を聞いたりしますが、想像以上にコミュニケーションは必要です。
どの業界も同じかもしれませんが、一人で仕事はできません。現に私はおしゃべりが好きなのか、ずっとしゃべってます。しゃべっていないと眠ってしまう。(笑)

向き不向きは職種や個人の性格などだけで決まるものでも無く、職場環境によっても左右されてしまいます。体育会系の職場もあれば、ジャージなどのラフな格好で仕事ができる環境あったり、人によってそれが良いのか悪いのか、捉え方も異なってくると思います。

どのような企業を選択すればよいですか

IT業界はベンチャーがかなり多いので、ベンチャー特有の居心地の良い環境(服装自由など)を選ぶのも有りです。仕事が無くなったら…と思うかもしれませんが、IT業界はスキルアップの宝庫です。培ったスキルでキャリアアップすることは、そう難しいことではありません。

また、安定した職場を希望される場合は、労働組合があるところを選ぶのも有りです。(IT業界では大手でないと中々難しいです。)ただ、労働組合があるところは、社内での競争力が低下することもあり、頑張った人/頑張らなかった人の差があまり出ないというケースも有ります。

IT業界は今後も益々成長する業界なので、スキルを身に付ければ、1企業で終身雇用されなくともキャリアアップがどんどんできるので、大手企業に拘る必要はありません。自分自身が身に着けたいスキルのある企業を見つけましょう。

楽しいですか

難しい質問です。仕事にはもちろん楽しくないこともあるので。。。

ひとつ言えることは、IT業界は日々成長しています。(私の学生時代にスマホはまだありませんでした。)常に進化し続けている業界なので、新しいことに何回も挑戦できるのは「楽しい」と言えるひとつの指標になるのではないでしょうか。仕事をしていく上で、お金も大事ですが「飽きない」ということも大事な要素だと思います。

最後に

ここまで読んでIT業界に興味は持てましたか?これからの社会でも右肩上がりの成長濃厚で、自分の努力がキャリアアップに繋がるこのIT業界。是非お待ちしています!!

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