HDMI分配器を購入して、ディスプレイをマルチモニタで3分割!と、思っていると失敗します。
パソコンでの作業効率を上げるために、マルチモニタでディスプレイを拡張している方は多いと思います。最近だとノートPCの利用が多いと思うので、HDMI端子にディスプレイを繋げて、windowsの設定で、拡張にするだけで簡単にできてしまいます。
ただ、「3画面にしたいな。HDMI端子を増やして、モニターをもう1台接続するか。」と思ったときに、分配器を購入してしまうとイメージ通りの結果にならないため注意してください。
切替器と分配器の違い
最初にハマる罠ですね。購入する前にどのような差があるのかしっかり把握しましょう。
切替器
入力側が複数に対して、出力側が1が基本ベースになります。
要するに、テレビをイメージすると分かりやすいです。
ブルーレイレコーダー、任天堂switch、PS5など複数のデバイスを入力端子につないで、テレビという1モニターで出力、それをリモコンで切替ていますよね。これが切替器の仕組みです。
分配器
さきほどとは逆で、入力側が1に対して、出力側が複数となります。
利用シーンのイメージは、会議などですね。片方のディスプレイが自身の操作するモニターで、もう片方がプロジェクターで同じ画面を表示させます。
ポイント
マルチディスプレイのパターン
ミラーモード
メインモニターに表示されているものと同じものをサブモニターに表示させる
拡張モード
メインモニターに表示させているものとは別のものをサブモニターに表示させる
分かりやすく絵で表すと以下のような感じ
サブモニター2台以上のマルチディスプレイにするには
設置型のデスクトップPCであればグラボ(グラフィックボード)を追加すれば、簡単に拡張できますが、ノートPCだとできないことが多いと思います。が、諦めるのはまだ早いです。
USBポートがあれば、マルチディスプレイアダプタを使って簡単に拡張が可能です。
参考までに、以下の製品であればマルチディスプレイ化が可能です。
USB TypeCの製品が多く、2個口以上のTypeAの場合は高額なものが多いので、以下のようなものがお手頃でいいかも。
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